scallop/すかるぷのブログ
ワーキングホリデー

ワーホリ、海外留学に臨む方へ絶対に持っておくべきマインド(心構え)

皆さんこんにちは。すかるぷです。

今回はワーホリ、留学をこれから検討されている方へ海外で生活をする上で知っておいてほしいマインドについてお伝えしていきたいと思います。

私は23歳の時、約1年ほど単身ドイツへワーキングホリデーに行っており、そこでは日本にいただけでは絶対に出来なかった経験を色々することが出来ました。

海外への憧れがあって留学をしてみたいと思う人も多くいると思います。私が強く言いたいのは、行きたかった国で「生活」をする覚悟はあるかということです。ドイツ滞在中に周辺の国へ旅行によく行きましたが、「観光」と「生活」は感覚が全く違います。そこの感覚を混同させてしまうと、海外に住み始めた後に思っていたのと違ったとなるかもしれません。

私もとりあえず早くドイツに行きたい思いから、海外での生活をうまくイメージできておらず、苦労した点がとてもありました。自分の海外生活のイメージを現実的に考えるためにも、他の人の経験談を調べてみるのは重要かと思います。ドイツ滞在中は様々な場面でもっと準備するべきだったこと、調べるべきだったことなどが多くありました。留学を検討されている方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。

①孤独になることを覚悟しよう

この点に関しては、大学生で交換留学で行く方よりも、単身ワーホリで海外に行く方の方が多く感じるかもしれません。
大学への留学の場合では、現地の大学に通ったりすることで自然と友達ができたり、交流する場が既に設けられていることがあるかと思います。

ただ私は大学での留学ではなく、大学を卒業した後に一人で計画し、単身ドイツへ渡りました。
現地ではとりあえず語学学校に4ヶ月間申し込みをしただけで、その後については何も決めていませんでした。語学学校ではさまざまな人と話したりすることで、その時は孤独感は感じなかったのですが、授業が午前中で終わるため、その後は1人で過ごすことが多かったです。

あと個人的には、「日本語を街中で見ない」というのも孤独感をすごく感じました。慣れ親しんだ言語がなく、全然意味が理解できないものに触れ続けると、自分はここで生活するのは合っていないのかなと思う要因にもなりましたし、そのような環境で生活することを意識するべきだと思います。

②自分から話しかける積極性

皆さまが留学に行く目的は何でしょうか。色々あると思いますが、多くの方は「語学を伸ばすため」、「外国人の友達を作るため」、「日本では出来ない経験をするため」ではないでしょうか。目的があるからにはそれを達成したいですよね。

留学では「人とのつながり」がより重要になってきます。それが無ければ外国語も習得するスピードが全然変わりますし、なによりも前述した「孤独感」がより強まってしまいます。

特にワーホリでは自分でなんとかしないといけない場面が数多くあります。具体的な例はまた別の記事でお話ししますが、そこで自分から動ける力があるとないとでは今後の展開がかなり変わると思っています。ただ、海外に行った瞬間にいろんな人に話しかけたりすることができるようにはならないので、まず日本で英会話カフェなど、初めて会う人と日本語以外で話す場に行って場数を踏むのがおすすめです。

③お金の余裕は気持ちの余裕

留学、ワーホリに必要な金額はどれくらいだと思いますか。もちろん留学する期間、場所によって異なってきます。私の場合を例に出すと、ざっくりこのくらいかかりました。

期間:約一年
費用:語学学校(4ヶ月)、渡航費、家賃、食費等 約200万円ほど
(私はドイツでアルバイトをしていたので、滞在中の半年は収入がありました。より詳しい内訳はまた別記事で解説します。)

ここで問題だったのが、語学学校や渡航費を支払った後の貯金が50万円ほどしかなかったことでした。出国前はそのくらいあればなんとかなるだろうと思っていましたが、シェアハウスの家賃やデポジットで結構取られてしまい、結局親から40万円ほど借りてしまいました。この時に思ったのが、もっとお金は余裕を持つべきだったのと、どのくらいお金がかかるかは下調べをしっかりとしないといけないということでした。

語学学校にいた時は働いておらず、貯金が減っていく不安をとても感じていました。お金が稼ぐことができなければ、早めの帰国という選択肢も当然あります。お金の不安があると、本来やりたい語学の勉強にも手がつかなくなってしまうこともあると思います。その事態を避けるためにも、お金に余裕を持って日本を発つ、もしくはあらかじめ現地での仕事を見つけてから行くのもありだと思います。

④海外と日本の違いに敏感になりすぎない

日本で路上喫煙をしている人を見かけるとどう思いますか?大抵の人はマナー違反だからやめてほしいと思うと思います。ただ、滞在していたドイツでは路上喫煙は当たり前で、日本にあるような分煙スペースは一切ありません。


何が言いたいかというと、日本で当たり前のことは海外では当たり前ではないので、その違いにイライラするのは無駄であるということです。留学、ワーホリに行くなら、そのような違いも興味を持って、受け入れ、自分の人生経験を増やすという考えを持つべきだと私は思います。

そのほかにも、ドイツでは電車は当たり前のように遅延したり、エアコンが普及しておらず、基本家には設置されていないなど、日本ではないことが日常的に起こります。確かに、電車の遅延などはイライラしてしまうのも分かりますが、せっかく海外に滞在しているのなら、日本との違いをたくさん吸収して、帰国後の生活に活かした方が豊かな人生を送ることができると思います。実際日本に帰国してから、日本の清潔さ、便利さがどれだけ贅沢なのかを改めて実感しました。せっかくいるのなら現地の生活を楽しみましょう。

おわりに

ワーホリ、留学に行くということは、きっとあなたの人生の中でもとても大きな決断であると思います。実際行ってみると今まで日本に居ただけでは絶対に出会わない人と関わることができ、間違いなく人生の知見や経験、幅が大きく成長すると思います。個人的にはより若いうちにぜひ一度海外に長期間滞在するという経験をしてほしいなと思います。


今後、留学に関しては実際に私が経験してきたドイツワーホリの苦労や経験、ドイツ生活の役立ち情報を余すことなくお伝えしていきます。もちろんドイツ以外への長期滞在を考えている方にも関係する点があると思いますので、今後も閲覧いただけますと幸いです。

群馬県出身。大学生に向けた一人暮らし、アルバイトや実体験に基づくワーホリの情報などについて発信していきます!