皆さんこんにちは。すかるぷです。
今回はリゾートバイトでの生活環境についてお伝えします。
結論からお伝えすると、結局は自分がリゾートバイトに何を求めるかで就業先を決めるべきだと思います。ただ、生活環境はその目的とは切り離して考えるべきというのが私の意見です。
この内容について体験談を交えながら詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください。
- リゾートバイトに興味がある人
- リゾートバイトの生活環境について知りたい方
- 実際に行った人の体験談を知りたい方
リゾートバイトについて、こちらの記事でも解説しています。

自分の目的を達成した先を想像する

リゾートバイトは全国各地のホテルやテーマパーク等の求人があり、その求人を自分で選ぶことができるのが大きなメリットでもあります。目的は人それぞれで、行きたい場所に行けることが大事だと考えるのも良いですし、有名ホテルで働くことが大事だと考えるのも正解です。
ただ皆さんに問いたいのは、「行った後のことについてきちんと想像できているか」という点です。その観光地に働きに行くということは同時に生活環境を求めることになりますので、快適に生活できなければ、せっかくのリゾートバイトが楽しくなくなってしまう可能性があります。
リゾートバイトの求人を探す際は、自分がそこで生活するイメージを想像しながら見て見ると良いかもしれません。
自分が生活環境で譲れないものは何か書き出してみよう
選ぶべき寮環境

私は「ワンルームのアパートタイプの寮」をお勧めします。
リゾートバイトではワンルームアパートタイプの寮に住める求人は多くはないかもしれませんが、多少時給が下がっても私はそちらに住む方が良いと思います。
おすすめする一番の理由は「職場と完全に切り離したプライベートの時間が取れるから」です。
私の経験上からも、リゾートバイトでは新しい環境に飛び込むため、不安やストレスも少なからずかかってきます。そのような環境においては、自分のプライベートな空間をしっかり確保することが仕事を続ける上でも大切です。
職場環境と同じくらい、休む場所の環境も重要視していこう
プライベートな生活環境が重要な理由

時短になる
シェアハウスタイプの寮だと、トイレやお風呂、洗濯機は共有で数が限られているため、誰かが使ってれば、待たなければならない無駄な時間が発生します。
私が住んでいた寮では、特にお風呂面に関して不満がありました。寮にあるシャワー室が汚すぎたので、私はホテルの大浴場を使用していました。(一度だけ使用した際にはムカデが浴室内に出て少し刺されました。)
その就業先ではホテルの大浴場が使えたので助かりましたが、往復10分ほどかかっており、その時間も無駄な時間になってしまいます。
他にもキッチンが狭いシェアハウスタイプの寮だと、混みすぎて好きな時間に使えなくなる可能性も十分ありますが、その点ワンルームタイプだと自分専用なので、時短かつストレスフリーで済ますことができます。
時短をすることで、睡眠時間を多く取れるので生活の質が向上するよ
喧嘩声が聞こえない
かなり私の体験談に沿った理由になりますが、一度だけ別の部署の方同士で言い合いになり、喧嘩していた場面に遭遇したことがあります。
その時は夜12時近く、寝ようと思っていた矢先のことだったので、非常に煩わしかったのを覚えています。
このようなケースは少ないと思いますが、喧嘩声に限らず、他人の話し声が聞こえないことはプライベートな空間を意識する上でとても重要です。
シェアハウス型だと壁が薄く、防音性が低い可能性も考慮しよう
他人の行動を意識せずに済む
上の2つの記述と少し被りますが、他人を意識しない生活がどれだけできるかという点に目を向けることも大事です。
シェアハウス型だと自分の個室だけでは生活が完結しないので、頻繁に個室を出入りします。その回数が多ければ、誰かと同じタイミングで部屋を出ようとする瞬間が必ずあります。
想像してみて欲しいのですが、一緒のタイミングで部屋から出たりして鉢合わせると結構気まずいです。ささいなことかもしれませんが、これが毎日続くとなると割とストレスがかかってきます。
いちいち部屋を出ることは単純に面倒でもあるので、部屋ではリラックスしたい方はワンルームタイプを強くおすすめします。
性格分析をして、他人と共有する生活環境が合っているか考えてみよう
自分の家という認識ができる
これはメンタル面において重要な点になってきますが、自分の家であるという認識がよりできるメリットがあると感じました。
シェアハウスタイプだと、他の項目でお伝えしたように寮に帰っても常に誰かがいる状況なので、自分だけの家という感覚が薄くなります。
寮に常に誰かがいる点は、人によってはメリットになることも十分にあります。ただ、私の価値観的には、誰もいないプライベート空間があることで安心感を得られると思うので、迷っている方は、ワンルームタイプの寮を選ぶ方が無難だと感じます。
シェアハウスに住むメリットに期待しすぎはあまり良くないかも
今までに経験した寮

シェアハウスタイプ
私が実際に就業した先の寮の特徴はこんな感じでした。
- プライベート空間は5畳ほどの個室のみ
- キッチン、トイレ、バスルーム、洗濯機は共用
- 男女で寮が分かれていた(男子の方は築40年くらい)
住んでいた寮はかなり古めで、綺麗ではありませんでした。
夏の間住んでいたので、巨大なクモやムカデが部屋に出てかなり精神的にきつかったのを覚えています。
ワンルームのアパートタイプ
ワンルームタイプの寮には2カ所住みました。それぞれの特徴はこんな感じです。
①兵庫県の就業先
- 築年数かなり浅め
- オートロック付き
- バストイレ別
- 洗濯機、寝具、掃除機、テレビ、ローテーブル、調理用具備え付け
こちらの寮はとにかく綺麗でとても快適に生活することができました。シェアハウスタイプの就業先が満了した後に住んだ寮でしたので、生活環境を整えることの大事さをとても痛感しました。
またこの寮はローテーブルしかなかったので、常に床に座りながらの生活になってしまった点は少し大変でした。
リゾートバイトという短期間しか働かない場合だと、家具を買うまででもないかと思いますので、生活スタイルに合っている家具があるのか確認するのも大事です。
②神奈川県の就業先
- 築年数25年くらいの5階建マンション
- オートロック付き
- ユニットバスタイプ
- 洗濯機、寝具、テレビ、デスク、イス備え付け
- 徒歩圏内にスーパー、コンビニ、マクドナルド等なんでもあった
こちらの寮は築年数は古めで、①の寮よりは快適さは劣りました。ただこちらは観光地ではなく、街中に寮があったため、周辺環境が抜群に良く、かなり居心地が良かったです。
もちろん寮費は無料で、リゾートバイトをしているというよりかは普通の一人暮らしをしている感覚でした。
リゾートバイトでこのような就業地を見つけるのはなかなか難しいですが、中には周辺環境に全く困らないような求人もあるということは知っておいて損はないかと思います。
注意点

寮は事前に見学できない
リゾートバイトの就業先に事前に行くことは基本的にできません。
なので、当然寮も事前に見学することはできません。写真でしか寮の雰囲気や設備を把握できないので、本当に良い寮かどうかは行ってみるまで分かりません。
寮の写真を載せていない求人もありますが、そのような場所は基本的には応募しない方が良いと思います。
他人との交流には期待しない
シェアハウスタイプの場合、他人と共有するスペースがあるため、いろいろな人と交流ができることを期待する方もいるかもしれません。
ただ、交流することが目的ではなく、その場所で働くために寮に住んでいると考えておくべきです。
もちろん自分から積極的に話しかけることで交流が生まれる可能性は十分にあります。なので、自分の努力次第で変えられる部分ではあると思います。
まとめ
今回はリゾートバイトの生活環境、寮選びについて自分の体験談を入れながらお伝えしました。
このように生活環境を軸に求人を見るのは非常に大事です。
皆様に有意義なリゾートバイトライフを送ることのできる助けになれば幸いです。