- 住む予定の都市が決まらない‥
- 都市選びの基準を知りたい!
- 決めた後の流れはどうすればいいの?
こんなお悩みを解決します。
今回はドイツワーホリにおいて、初心者におすすめの都市について分かりやすく解説していきます。
私が住むべきだと考えるのは、以下の5つです。
なんでこの5つの都市なの?
いずれも「大都市で日本人が住んでいる」というのがポイントだよ
最初に住む都市選びはかなり重要であるため、どの都市に住むか悩みがち。
この記事ではドイツへ渡る前に、「住む場所のイメージ」を掴むことができる情報をお伝えします。
決めてからの流れもお伝えするので、より思い描いたワーホリ生活がしやすくなりますよ!

【結論】住むべき5つの都市
私がおすすめする5都市の特徴を紹介します。
- デュッセルドルフ
- フランクフルト
- ミュンヘン
- ベルリン
- ハンブルク
①デュッセルドルフ

おすすめ度:★★★★★
デュッセルドルフは西部のノルトライン=ヴェストファーレン州、州都の街です。
この街の特徴は「とにかく日本人が多い」という点になります。
約8000人の日本人が住んでおり、日本語コミュニティに困ることはありません。
また、日本食レストランが密集する「インマーマン通り」や「Japan Tag」(日本デー)というイベントがあるほど、街全体で日本文化が受け入れられています。
ドイツなのに日本すぎて面白いかも!
②フランクフルト

おすすめ度:★★★★
フランクフルトは中部に位置する
この街の特徴は「高層ビルが多く立ち並び、現代的な都市」である点になります。
実際私もフランクフルト近郊に住んでおり、ケバブ屋巡りをよくしていました。
ワーホリで来るならぜひおすすめしたい都市の一つです。
ドイツに来る場合、フランクフルト国際空港を利用する場合が多いです。
③ミュンヘン

おすすめ度:★★★★
ミュンヘンは南部バイエルン州、最大の都市です。
この街の特徴は「オクトーバーフェスト」に代表されるように「ビール文化」が根付いている点です。
加えてサッカー好きにもおすすめで、私も2回ほどバイエルン・ミュンヘンの試合を見に行きました。
「ホフブロイハウス」というドイツで最も有名なビアホールがあり、ドイツ感を感じられます!
④ベルリン

おすすめ度:★★★★
ベルリンは東部に位置するドイツの首都で、最も多い人口約380万人の都市です。
この街の特徴は、「世界各地の文化が入り混じる国際都市」という点になります。
そのため比較的、英語だけでも生活しやすく、英語は話せるけどドイツ語は微妙、という方にはおすすめできる都市です。
ベルリンの壁とかでよく聞くよね!
⑤ハンブルク

おすすめ度:★★★
ハンブルクは北部最大の都市で、ベルリンに次ぐ人口第二位の都市です。
この街の特徴は、「街中に運河が通る港湾都市」という点です。
海側の都市のため、ドイツでは珍しく海鮮料理が豊富にあります。
内陸部では海鮮料理はあまりないので、魚好きな方にはおすすめできる都市です。
ジオラマ博物館の「ミニチュアワンダーランド」が見応え十分でおすすめです!
5都市をおすすめする理由

前章で紹介した都市は下記の9つを満たしていることから、非常におすすめできます。
ひとつずつ解説していきます。
①働く場所が多い
働く予定がある場合、働けそうな職場が多い都市を選ぶようにしましょう。
▼たとえばこのような職場
- 日本食レストラン
- 日系スーパー
- 日系ホテル
高いレベルの語学力がないと、日系以外の職場で採用される可能性はかなり低いです。
採用される可能性が高く、馴染みやすい日系の職場が集まる都市に住むことをおすすめします。
日系の職場は、人が集まる大都市に多い傾向があります
②日本人が多く住んでいる
日本人が多く住んでいる都市であることも大きなポイントです。
日本語で情報交換や困った時に人に頼りやすい環境に身を置くことで、海外で起こりうる孤独感を少なくしてくれます。
日本人が集まるイベントをどの都市で行っていることが多いかもヒントになるでしょう。
現地で情報を多く知ったら、生活の質が上がりそう!
③生活圏がコンパクト
広すぎない範囲の中で生活が完結するかどうかも意識して選んでみましょう。
語学を向上したい場合、会話や勉強に時間を使うべきなので、移動時間はできるだけ少なくしましょう。
▼生活で必要になる施設の例
- スーパー
- ドラッグストア
- 市役所
- 駅、バス停
- 語学学校
- 職場
ドイツでは中心街の「Altstadt」に近い場所がおすすめです
④中心街が大きい
中心街の大きさはその都市の規模を示すものさしになります。
もし中心街が小さい都市だと、郊外まで行かなければ生活が完結しない可能性が高くなります。
不便な要素が多くなり、生活の満足度が下がってしまいます。
中心街の広さを比較する視点があると、都市選びに役立つね!
⑤地下鉄が充実している
地下鉄が街中に充実していることで移動の快適性がぐんと高まります。
地方都市に行くほど、バスだけしか使えない環境になることが多く、利便性は低くなります。
地下鉄がない=大きく発展している街ではないとも言い換えられます。
ワーホリでは車は使わないと思うので、移動手段の多さを視野に入れましょう
⑥市立図書館が大きい
ドイツに住むなら、語学を勉強する時間は必ず取るべきです。
そのため、「サードプレイス」として図書館がしっかり使えるかという部分は重要視すべきです。
集中して勉強できる環境がいくつかあることで、住環境への満足度がさらに高まります。
市立図書館以外にも、大学の図書館もよく利用していました
⑦語学学校の選択肢が多い
複数の語学学校がある都市だと、比較して自分に合った学校を選ぶことができます。
もし行く予定の都市に一つしかないと、そこに通わざるを得ません。
学校選びでは、アクティビティを多く行っているかを見てみましょう
▼語学学校についてはこちらで解説しています。
⑧アジアスーパーが多い
ドイツに住むにあたって、食事面で大変な思いをする場面は多々あります。
そのため、日本食が手に入る「アジアスーパー」という存在はかなり不可欠になってきます。
ドイツでは「go asia」というアジアスーパーが店舗数が多く、何でもそろいます。
馴染みある食文化が近くにあることで、心のよりどころになりました
⑨ユニクロ、無印良品がある
ドイツには2025年現在、ユニクロは11店舗、無印良品は7店舗あります。
衣服に困ったらユニクロ、日用品なら無印良品など、馴染みのあるお店で買える環境を持っておくことができます。
私自身ワーホリ中は、寒すぎるあまりユニクロで靴下やヒートテックを買い足しました。
どっちもある都市に住めば、ドイツでも日本のような暮らしができそう!
カンタンに住む家を見つける方法

住む都市を決めた後は、家を探す必要がありますよね。
ただし私の経験上、初心者の方が家探しを自力でやることは全くおすすめできません。
住む家ってやっぱり見つけるの難しいのかな?
賃貸物件も探すのはかなり難しいけど、それ以外だとカンタンな方法があるよ
家探しのポイントは、何かに併設された家(寮)に住むことです。
▼カンタンに住める家の代表的な例
- 語学学校の寮
- アルバイト先の寮
詳しく解説します。
①語学学校の寮
語学学校を申し込む際に、寮付きのプランにするか選べることがほとんどです。
その場合、特に手続きすることなく住み始めることができるので非常にカンタンです。
デメリットとしては、
- 家賃が非常に高い
- キッチン、バスルームは共有が多い
ことが挙げられます。
デメリットはありますが、ワーホリ初期は語学学校の寮を使うのが一番手軽で良いでしょう。
語学学校の雰囲気、仲間に慣れる意味でも寮に住みましょう
②アルバイト先の寮
ドイツで働く場合、アルバイト先に寮がついている場合があります。
寮付きの求人は数が限られているので、選べる仕事の幅も狭くなりがち。
そのため上手いやり方として、
- 語学学校の寮に住みながらアルバイトをする
ことで、家探しの手間を省くことができます。
そうなると、求人が多い大都市に住むことが必須になってきます。
大都市に住むメリットってお金面でもあるんだね!
おまけ:他のおすすめ都市
①ケルン

おすすめ度:★★★
ケルンはデュッセルドルフに程近い東部の街で、人口4番目の都市です。
この街の特徴は、「世界遺産を身近に感じられる」という点です
ケルン中央駅の目の前にそびえ立つ、世界遺産の「ケルン大聖堂」は圧巻です。
日本食レストランもいくつかあるので、生活面でも定住しやすい環境があります。
②シュツットガルト

おすすめ度:★★
シュツットガルトは南西部の都市で、人口約63万人の都市です。
この街の特徴は「自動車を始めとした産業都市」である点です。
メルセデス・ベンツやポルシェの本社があり、博物館も観光地として有名。
中心街も広く、中規模都市として生活しやすい環境が整っています。
③ヴィースバーデン

おすすめ度:★★
ヴィースバーデンはフランクフルトに近い中部の街です。
この街の特徴は温泉文化が根付く街という点です。
街にはいくつもの温泉施設があり、サウナや温泉好きの人にはぴったり。
紹介した町よりは少し規模感が小さいので、大都市以外に住みたい方にはおすすめです。
まとめ
この記事では、ドイツワーホリで住むべき都市と選び方について解説しました。
▼まとめると大事なポイントは3つになります
✅大都市に住むこと
✅住む都市での生活がイメージできるか
✅日本文化とも離れすぎないこと
この記事で紹介したこと選び方の基準を守れば、都市選びを間違えず、素晴らしいドイツワーホリ生活が送れるはずです。
皆さんがドイツワーホリで思い切り楽しめることを願っています。
今回は以上です。





